展覧会、個展などでお花を贈る時のマナーについて

いつもお世話になっている方が展覧会や個展を開催することに。そのお祝いとして、花を贈ろうと決めたものの、守るべきマナーにはどんなものがあるか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は展覧会や個展でお祝いとして花を贈る際に、気をつけたいマナーについていくつかご紹介します。

主催者に連絡を取っておく

贈る花を購入する前に、展覧会や個展の主催者にあらかじめ確認を取っておく必要があります。花を贈ることを拒絶されることはほぼないでしょうが、連絡をせずいきなりお祝いの花が届いても現場は混乱してしまいます。展覧会や個展の現場スタッフに余計な負担をかけないためにも、あらかじめ花を贈ることを伝えておくのがスマートでしょう。

どんな花をチョイスすればいいの?

展覧会や個展のお祝いとしてお花を贈ることにしたら、一番悩むのはこの部分ではないでしょうか。もし可能であれば、その展覧会や個展に出展する作家さんの作品が持つイメージに沿ったお花を選ぶと良いのですが、そこまでできる人は決して多数派ではありません。最低限押さえておきたいポイントは、「長持ちする」ということ。展覧会や個展の会期は短い場合もあれば、かなりの長期間に渡るものもあります。せっかく贈ってもらったのに、すぐに枯れてしまい処分することになってしまった…。そんなことにならないように、できるだけ長持ちする花を選ぶといいでしょう。

花を届けてもらうタイミングはいつがいい?

お祝いの花を発注するときに、業者と花を届けるタイミングについて打ち合わせをすることになると思いますが、どのタイミングで届けて貰うのがベストなのでしょうか。可能であれば、期間の前日までには会場に届くように手配するのがいいでしょう。また、手配の時間がギリギリになってしまい、当日の到着になるのであれば、遅くとも開催2時間前には届くように手配する必要があります。展覧会や個展が始まってしまったら、会場にいるスタッフは参加者への対応に追われ、大変忙しくなってしまうからです。そんなときにお祝いの花が到着したら、スタッフの負担を増やす結果になってしまいます。

今回は展覧会や個展にお祝いのお花を贈るときに意識したいマナーについてお話させていただきました。マナーといっても、大切なのは相手の立場を思いやること。その気持ちをしっかりと行動で示すことができれば、きっと相手に喜んで貰えるはずです。

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